出過ぎた杭に悔いはなし!

子供の頃から、よく叱られた。
親は当然のこと、学校の先生やサッカー部の監督からもだ。
 小さい頃は、オタマジャクシを取りに行って、田んぼにはまってどろどろになっては、母から叱られた。
 
 小学校の体育なぞは、こちらはちゃんと準備体操してるのに、「秋山、手を抜かずにきちんと体操しろ!」とよく注意された。なまじっかある程度、運動神経がよく、そつなくこなすので先生からみれば、余計に腹が立ったのかもしれない。 
 社会人になってからも、先輩、上司、得意先、さまざまなお方から叱られてきた。
 
 真面目に仕事しても、いつも怖い先輩や上司に叱られる立場が多かった気がする。多分ふざけた面のせいもあるだろうが…。
  ただ、たくさん叱られたたり、怒らなれたりしたお陰で人より随分打たれ強くなった気がする。
 どうせ叱られたり、怒られたり、するんであれば、常識のど真ん中を歩かずに、道のはしっこを歩いたり、わざと水溜まりにはまってみたりする遊び心もたくましくなったようだ。
  田んぼにはまって泥だらけになっても後ろ指差されてバカにされても、動じない肚は持てるようにもなった。
  おもろいことは、皆が歩いて固めた道の真ん中よりも、はしっこの溝や雑草の中に転がっている気がする。
 こんなアホなぼくからすれば、会社やプライベートのコミュニティでも二種類のタイプがいるように感じる。
 無難な真ん中を慎重に歩く子やコミニケーション自体をはなから拒否しているように見える子だ。
 安全に道の真ん中を歩く子もぼくのことは干渉しないでという子もどちらも打たれ弱いままで三十代以降を迎えてしまうと逆に辛くなると思うけどね。
 叱られても、相手の真意や深意をわかったほうが、人間おもしろいと断然思うけどね。
 おもろいことは、道草や遠回りが必要だし、おせかっいはやかれて初めてわかるもをだし。
 出過ぎる杭は打たれるけど、出過ぎた杭に悔いはなしだと、思うんだけど。
 意外と繊細なとこもあるぼくだけど、みなさん、どう思われますか❔😋



秋山哲夫

つれづれなるままに、ひぐらしスマホに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、 そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ!

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