最強サッカーチーム「AGEMONO」

最強サッカーチーム「AGEMONO」
西宮北口「ガーデンズ」に買い物に行ってきた。
小腹が減っていて、ぼくの好きな揚げ物を販売するお店がやたら多く、ついつい目が向いてしまう。
でも、我慢!我慢!
カロリー高くて太るし、今日は家でご飯食べる日だから。
『やえがき』をやり過ごし、『水野屋』もスルーした。
阪急に乗って、『芦屋川』に到着!
あとは、家に帰るだけ。
ほっとしていたら、「あと、コロッケ一個ですよ!」の大きな声が聞こえてきた。
『芦屋軒』だ!
負けた。
小銭入れから百円取りだし、若社長へ
「コロッケ一個お願いします。」
オーダーしてしまった。
熱々のコロッケを紙で包んでもらう。
かじる。
うまい!
しかし、お肉屋さんのコロッケってなんでこんなにおいしいんだろう!
(ここから先は、サッカー好きなお時間ある人は読み進めてくださいませ!下らない話ですから😆)
子供の頃から母に連れられて行った買い物の帰り、千林商店街にあるお肉屋さんのコロッケを買ってもらい、舌鼓をうった。
揚げ物全般が好きだ。
同じくらいサッカーも好きだ。
こんなぼくが揚げ物サッカーチームの監督として、ベストイレブンを選んでみた。
4-4-2のシステムでいきたい。
まずは、GK。
やはりここは、地味だが堅実である、アジフライでしょう。
見た目以上に状況判断に優れ、身体能力も高い。
チームメートからも信頼され、"あじなやつ"と呼ばれています。
DFの真ん中のひとりは、フライドポテトでしょう。
なんといっても安定感があり、まわりのどの食物とも相性がよい。
DFの真ん中の二人目は、白身魚フライでしょう。
相手チームが攻め混んできても、ソースだろうが、マヨネーズだろうが、醤油だろうが柔軟に対応できる。
左サイドのDFは、イカリングであろう。
長友のように背は高くないが、どんどん攻め上がり、機転がきく。
ただし、たまに攻め上がりすぎて戻ってこず、本来のディフェンスに穴ができることもあるので、注意とまわりのカバーが必要である。
右のサイドバックは、牛肉コロッケだろう。
小技に長けて、足元速い。相手の意表をついて、思いきりのいいミドルシュートを決めることもある。
MFボランチは、鳥の唐揚げだ。
プレーに当たり外れなく、ファンも多い。
油まみれで、柔軟な身のこなし。
塩、タレ、マヨネーズと多彩なパスを繰り出し、展開力もある。
MFボランチのあとひとりは、トンカツである。
人当たりもよく、カレーや卵、DFとFWの間でサンドイッチ状態でも活きる。
MF三人目は、エビフライだ。
タルタルソースとの相性により、プレーの出来が左右されるが、老弱男女だれにもパスを出せる。
ただ、プレーにムラがあるので、プレーの質が悪いとカニクリームコロッケやハムカツと交替されることもある。
チームの勝利を決定づけるトップ下は、串カツであろう。
なんといっても多彩なパスを出し、ゴールも狙える。
肉だったり、ネギだったり、はたまたレンコンだったり、アスパラだったり、意表をついて魚だったりするので、相手チームにとっては守りにくいことこの上ない。
FWの一翼は、ビフカツである。
大型で、足よし、頭よし、個人でのドリブル突破もよしである。
助っ人外人で、年俸は高いが、楽々とゴールを積み重ねていく。
パワープレーも得意である。
最近は、さらにプレーの幅も広げ、レアな上に陶板の上で焼いて食べたりもできる。
もうひとりのストライカーは、天ぷらである。
生粋の日本人で努力家である。
最近は、海外のトップリーグでも活躍している。
海老、穴子、魚、野菜と幅広いシュートでゴールネットを揺るがし、塩でも抹茶塩でもつゆでもだれのパスでもうまく受け、シュートまで持っていくことができる。
フリーキックやPKのようなプレースキックも魅力的であり、精度が高い。

控え選手は、やや控えめな性格が災いするミンチカツ、季節によってパフォーマンスが大きく左右するカキフライ、前述のカニクリームコロッケ、ハムカツ、職人気質の春巻、かき揚げ、ちくわの磯辺揚げ達を擁したい。

秋山哲夫

つれづれなるままに、ひぐらしスマホに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、 そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ!

0コメント

  • 1000 / 1000